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● きみへの距離、一万キロ(原題:Eye  on Juliet)
   監 督 :キム・グエン
   出 演 :ジョー・コール、リナ・エル・アラビ、
   ジャンル:ドラマ(ラブロマンス)
   2017年  カナダ



注)以下、ネタバレだらけです!


【あらすじ】
 失恋したばかりのゴードン(ジョー・コール)は、アメリカ・デトロイトからクモ型ロボットを通して地球の裏側・北アフリカの砂漠を通っている原油のパイプラインの監視をしています。
 そこで彼は恋人とデート中のアユーシャ(リナ・エル・アラビ)をみつけます。
 彼は彼女を助けようと決心するのですが、想定外の事が次々に起こって…。


【感想】 
 少しいじけた見方もできます。
 まずアメリカの正義感みたいなものを感じないでしょうか??。
 監督さんはカナダ人。父親がベトナム人なので半分アジアの血が流れているはずですが、微妙ですね。




左:アユーシャとクモ型ロボット

 まず、クモ型ロボットで感情を殺してます、 火消し役としてはいい役ですね。
 私は、旅行を始めた頃、日本に来るアメリカ人は日本語を話せないのに一生懸命英語でもてなそうとする日本人に違和感を感じたものですが、世界のどこへ行っても自分が正しいと思っているかのような人種をおかしく思ったものです。
 こんな態度=自分の価値観の押し付けを改めない限りアメリカ人は世界のどこかで憎まれ続けるんでしょうか?
 こういうのを「島国根性」というのかな?

 ま、気にならなければどこか憎めないロボットをかいして、なかなかユニークなラブストーリーだと思います。

  



  2020.04.    ................ 傑作映画館の目次ページへ